イマワタシタチニデキルコト

2011年5月18日更新→オークション開始:2011年5月23日(月)13時20分

出品者:

フォトグラファー

桐島ローランドさん

商 品:

写真タイトル:『 Temples without Buddha heads 』
桐島ローランドさん直筆サイン入り

仏教と言う宗教の共通点をもったミャンマーは
日本人にとっては何処か懐かしい 雰囲気があります。

ただ残念な事に、日本では当たり前に受けられる教育は
ミャンマーではお金が無い限り難しいのです。
勿論、普通に公立の学校は存在するのですが、
貧しい家庭にはそこへ通わせるための
制服代や給食代が払えないため、
子供達に教育を与える事ができません。

とは言え、昔の日本同様現地の数多くの僧院には
「寺子屋」が存在しています。
寺子屋は学費やその他の費用が掛からない上、
政府から教育施設として認められています。
こうした理由で多くの子供達が、寺子屋に通っています。

しかし、寺子屋の建物や設備は
決して立派なものだとはいえません。
屋根があるだけの吹きさらしの教室、
寺子屋によっては、僧侶が生活 する場所の一部分を
教室としているところもあります。

寺子屋の運営費は 僧侶がお布施や寄付金を集めて運営しています。
先生は僧侶が中心で、 一般の人にも手伝ってもらっていますが、
給料を支払える状況ではないので、
ほとんどボランティアです。
こんな困難な運営状況ですが、
子供たちは友達 がいる寺子屋が大好きで、
毎日元気に寺子屋に通って勉強に励んでいます。

今回僕が紹介する、チャリティ団体メコン総合研究所は
日本の寄付金で 現在まで
寺子屋小・中学校9校(2009年6月時点)を建設・寄付してきました。

また、校舎の建設などのハード面だけでなく、
給食や保健室など日本の学校の 優れているシステムを
ミャンマーで実現しようと計画中です。

古くから寺子屋という
共通項のあった日本とミャンマー。
寺子屋の意味を知る 私たち日本人だからこそできるのが、
ミャンマーの寺子屋教育支援だと考えています。

チャリティ先:


メコン総合研究所(GMI)
http://www.gmijp.net

10年程前とある仕事がきっかけでミャンマーに行っ た。

欧米メディアなどで報道されているような軍事国家を
イメージしていた 僕は警戒心まるだしでミャンマーへと向かった。

実際到着して街を歩いてみると
練りつけられたネガティブなイメージとは異なり
ミャンマーの 人達はとてもフレンドリーで穏やかであった。

欧米諸国に経済制裁を受けている為、
素朴で貧しい一面まだ西洋文化に侵されていない
アジアの本来の姿がそこにある。

また熱心な仏教徒でもあるこの国では
もの凄い数の寺院と僧侶が溢れていた。

中でもバガンは素晴らしく、その 絶景を目にした僕は
翌年プライベートでも訪れ
この無数の寺院を 大型カメラで撮影した。

遺跡化している寺院には無残にも頭や手が 切断された仏像しかなくて
痛々しいが良い意味で「詫び」でもある。

そんな美しいこの国は
今後どう言う風に発展していくかは解らないが
勝手な外国人の意見としては
デジタル化された新興国の様な道を選ばず
このままアナログな 姿で居続けて欲しいものだ。



【額縁サイズ:縦78㎝×横56㎝×幅2㎝ 写真サイズ:縦38.5㎝×横30㎝】
kirishima1.jpg

kirishima3.jpg
PAGODA.jpgのサムネール画像
pagoda11.jpg

開始日時

2011年5月23日 13:20

終了日時

2011年5月30日 00:18

プロフィール

1968年4月27日 横浜生まれ

牡牛座 A型

1991年、ニューヨーク大学芸術学部・写真家卒業後、
本格的にフリーランス・フォトグラファーとしてのキャリアをNYでスタート。

1993年、仕事のベースを東京に移し、ファッションやポートレートを中心に
雑誌、広告、CDジャケット
(宇多田ヒカル、TOKIOなど)
TV-CM、PV
(クリスタル・ケイのPVで2003年 MTV Award 最優秀R&B VIDEO賞受賞)
など幅広く活躍。

一方、PCデザイン(星野金属「CONCEPT-R」をプロデュース)や
六本木ヒルズのクリスマスツリーのデザインを手がけるなど、
各界で独自のクリエティビティーを発揮。

バイクが趣味で、2007年、パリダカールラリーにバイクで初参戦、 見事完走を果たした。

桐島ローランドOFFICIAL WEBSITE

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