数年前、TVのニュースジャパンを観ていて目に留まった「殺処分０を目指して」のリポート。

年間３０万匹の犬猫が殺処分されている事実。我が家も、犬を３匹飼っており、他人事では無いその内容に、心を痛めました。
今年の３月、実際に取材先の熊本県の動物愛護センターを訪ね、所長の松崎さんにお時間を頂きお話を聞かせていただく事が出来ました。平成９年度、このセンターでの946頭だった殺処分数が、平成21年度、わずか１頭。
この結果は、このセンターで働く方々、推進協議会の皆様の絶え間ない努力と、諦めない活動の結果である事は間違いないのですが、その根底には、センターで働くスタッフの方々のほんの少しの意識を変えた事が、大きな力なったと言う事も感じました。

全国にある動物愛護センターはその名の通り、動物を愛護・保護する場所であり、決して、動物を引き取る場所では無い。と言う事。
日々の生活の中で、固定概念で当たり前と思っている事の中には、本当の事・気がつかない事がたくさんあると感じました。

少しでも、お役に立ててもらえたら・・・また、皆様に少しでも知っていただけたら・・・と想い、この熊本市動物愛護推進協議会にチャリティしたいと思いました。

チャリティ先：

熊本市動物愛護推進協議会
http://doubutsuaigo.hinokuni-net.jp/

2003年に僕がプロデュースさせていただいた、”カラーチャリティエキシビション”にて、公私ともに親友である鶴田真由さんに、ボトルアートと言う、シャンパンボトルをアートしてもらう。と言うお願いをしました。

鶴田さんは、ボトルの中にいろんな花の種を入れて、ボトルの外側に、その花の種の入っていた袋をコラージュして貼付けてある、ボトルをアート作品として、このボトルを制作してくれました。
このボトルは、その時に、２本制作された内の１本を、鶴田さんが、僕にプレゼントしてくれたものです。

自宅で飾っていたのですが、７年の歳月が過ぎており、外側のコラージュされた花の種の袋はかなり色あせてしまっていますが、このボトルに込めた鶴田さんの想いは、鶴田さんとその旦那さんでもある、現代美術アーティストである中山ダイスケ氏のサインとともに、ボトルの中にぎっしりと詰まっています。

この度の出品に関して、ご本人にご連絡をして主旨を伝えた所、賛同を頂けたので、今回出品させていただく事にしました。

想いはなんでも構いません。
ぜひ、鶴田さんと同じように、「自分に出来る事」の想いを込めていただける方に落札していただきたいと思っています。

2010年7月20日 12:13

2010年7月26日 00:07

HEARTS BRIDGE代表
さまざまな企業・個人の方の、各種プロデュース・各種アートディレクション・アーティストマネジメント＆エージェンシー　等の事業をしています。
オフィシャルHPの「はじめに」で書かせていただいた想いがすべてです。